『伊勢志摩殺意の旅』 西村京太郎
2006年7月31日 20:27:27
えーっと、疲れた体の風呂上り、
頭をクールダウンさせるために読む本があります。
で、その種の本は常に手元にある訳ではなく、
「・・・ああ・・・・えーっと・・・」
と感じれば、
とことこと歩き出し、
近所のコンビニで購入したりします。
そう、そんなオーバーヒート寸前の脳には、
漫画ではダメなんですよ、これが。
『伊勢志摩殺意の旅』
西村京太郎
ご存知、西村さん。
四の五の言いません、西村さんです。
風呂上りにコンビニで買って来て、
寝るまでの1時間ちょっとで読める本です。
だって、西村さんだしね。
帯には、
「十津川vsカルト宗教団体!
捜査一課史上最大の作戦が
今、幕を開ける!」
なんとも、ものものしいキャッチ!
(それほどでもないのですが・・・)
裏には、
「東京の地下鉄で男が刺殺された。
男の身元は不明だが、
死ぬ直前に「セコ」という謎の言葉を残し、
伊勢で購入した赤福餅を持っていたことが判明する。
伊勢市へ向かう十津川警部と亀井刑事。
そこではカルト宗教団体の
不可解な土地買い占め騒動が起こっていた。
捜査が進むうちに、
十津川は恐るべき陰謀が進行していることに気づき…。
捜査一課史上最大の作戦が幕を開ける!超弩級サスペンス。」
まあ、その通りの内容です。
超ド級かどうかはおいといて・・・・
さくっと、いけます。
さくっとね。
好きなんですよ、この手。
こんな感じで
軽く読みこなしているときに、
不意に
素晴らしい着想を得ることが多いです。
頭が冷めていっている証拠でしょう。
結論、
コンビには素晴らしい!