●4冊とSION●『天使の蝶』『ムボガ』『ウソつきは数字を使う』『数字のウソを見抜く』
2008年9月25日 23:59:55
多忙は多忙だけれども、それほどの疲労を感じていない。
頭をあまり動かしていないからだろう。
決められた予定をその通りに行動することは、楽ちん。
決められた予定と、決めた予定、の差。
なんだかんだと移動の時間が多く、本を読んでみた。
時間の配分がどんなもんになるかわからなかったので、
8冊ほど鞄にいれていた。
重いけれども思想大系もいれていた。
けど、思想書はどうも読めなかった。
軽い統計数学関係のものと小説。頭を使わなくても読める本ばかり。
読み始めるとつまらなくはない。面白いと思える内容。
こりゃいい。速読の練習にしよう、とチャレンジしている新しい速読法。
一冊の小説を速読で読み終えて、
内容を振り返ってみる。大体読めているようだ。
ページをめくってみる。ぱらぱらと読み直してみる。
読めているようだ。細かい修辞や形容が抜けていたりもしたけれど、
把握する理解に問題はない。
作家が考えに考え抜いた形容ならば、必ず、どんな読み方をしても頭に残るものだ。
『天使の蝶』著/プリーモ・レーヴィ_訳/関口英子
『ムボガ』原宏一
『ウソつきは数字を使う』加藤良平
『数字のウソを見抜く』野口哲典
渋谷でミレイ展が開催される。
ミレイがどんな作品を遺しているのか、実はよく知らない。
一枚の画を観たいだけ。
あの一枚の画を見ることができれば満足。
そういえば、最近なんだかSIONばかり聴いている。
冬の予兆か。