●543●『密会』『刺青・秘密』
2009年1月13日 00:08:30
移動の途中で本を読み、帰宅して本を読み。
相変わらず、本を読んでいる。
本を読みながら、やっぱり本を読むということが、個人にとってなんなのかを考える。
ここ最近、
新刊を読もうと思わない。全く思わない。
公房中毒にかかっている、ということもあるけれども、
これまで何度も読んできた本を引っ張り出して、読み直している。
味わう、ということが、ようやくわかってきた気がしている。
気がしているだけで、本とは違うのかもしれない。
作家の言葉に賭けた命をじんわりと食べているきがしている。
『密会』安部公房(286)
『刺青・秘密』谷崎潤一郎(257)
夜、きれいなきれいな会話をした。