●992●1月/11423ページ●『二・二六事件』『賭博者』『山頭火随筆集』『二・二六事件』

2009年1月31日 23:09:53




昨年、500冊読んで案外に疲れた。

月に40冊以上が絶対の条件だった。月末になってあまり読めていないと、
薄い本を買ってきたり、一度読んだことのある読みやすい本を読んだりした。
「そんなんじゃ読書の意味が!」と言われたこともある。
そりゃそうだ。
価値ある面白い為になる勉強になる意義ある本をきちんと読みたい。そりゃそうだ。
でも、ノルマがある。ノルマがないと、いつの間にか読まなくなる。
鈴木さんもそう言っていた。本当にそうだ。
ノルマがないと、(まぁいいか)と、やっぱり思ってしまうのだ。
本を読むということを、自分の人生や生活の中に強いポジションを付与しているにも関わらず、
どこかで(まぁいいか)と思ってしまう自分を知っている。

だからノルマを決めている。
20代もそうだった。昨年は、ぎりぎりのノルマを設定した。達成できた。
でも、案外に疲れてしまった。
仕事がある、脚本を書く、稽古にいく、そしてなんだかあれこれ生活する。
時間がない。時間を作ることだけを考えていた。
眠る時間を削るしかなかった。
朝5時に起きて、一冊読んで仕事をした。
そんなこんなでぎりぎり達成。満身創痍で達成。

ノルマの為に薄い本を読んだり、読みやすい本を読んだりした、
ということの反省を踏まえ、今年のノルマはページ数設定。
ページ数で設定したら、どんなに分厚い思想書も臆せず読めるはずだ!
月に1万ページ。年間12万ページ。

意外に簡単にクリアできるかなとスタートした。けれど、そうでもなかった。
月に1万ページ! やっぱり、40冊近くを読まなきゃじゃん。
まあ、でもなんだか冊数でカウントするよりは、公平な気もしている。

スタートの今月は、なんとかクリア。

『二・二六事件』高橋正衛(210)
『賭博者』著/ドストエフスキー_訳/原卓也(254)
『山頭火随筆集』種田山頭火(232)
『二・二六事件』平塚柾緒(296)

『詞編・レプリカ少女譚』の稽古に入った。
本読みからスタート。

未完の脚本だけど、本を読んだ。

体に力が入らない。

肉を食べてみる。明日、胃にもたれて仕方ないかもしれないけど、
肉を食べてみる。

明日は朝一から機関紙の編集。夜は稽古。
体に力が入らないと集中力も続かない。

とりあえず眠ることかもしれない。
今日、あべあゆみに続きの原稿を渡した。
数時間後には、入力されて戻ってくるだろう。
それを、待てるだろうか・・・

んー、無理か・・・
横になるべきだ。

これから稽古日程をチェックし、修正。
スケジュールを台本とすり合わせていく。
どのくらい時間がかかるだろうか。

稽古から帰宅し、

そっとピアノを弾いた。
ピアノ曲を書こうかな、と思った。
生演奏というのもいいな、と思った。
ピアノとヴァイオリン。
それか、クラッシックギターとブルースハープか。
ガットギターとウッドベースもいいかも。
そんなことを思いながら、ピアノを弾いた。
実は、ぼちぼちと指ならし。またお店でピアノを弾かなきゃいけない。
そのためにちょっと指ならし。
決められた曲を弾くわけではないし、
リクエストを受けるわけではないので気は楽だ。
弾いてると、いい匂いのお姉さんがコーラを持ってきてくれるし、
帰りはタクシーを出してくれる。

次の舞台の音楽を頭の中で、そっと指ならし。

さて、仕事をするか。