●202●2月/10036ページ●『進化するグーグル』・鈴木さんから送られてきた本を読み漁る
2009年3月1日 00:12:40
ぎりぎりだった。
昨日、集計してみて10000ページに達してなく、
今日、一冊読んでようやくノルマを達成。
先日、鈴木さんから届い本にたくさんの新書があって、助かった。
一冊抜き出し、数回の移動と稽古場で読み終えた。
んー、月に10000ページか・・・。意外に大変だ。
さて、3月。月末には本番だ。
稽古を重ねている。毎回、きちんと自分に課題を持って稽古をしている。
それは、俳優も同じだろう。
脚本を書き終えた今、その自分自身の目的をはっきりと正視している。
劇団員一人ひとりの心の中に、目の中に、この手を伸ばす。
稽古場でたくさんの言葉を使う。
常に問題提起される稽古場。
その問題を顕在化させるために言葉を選び、話す。
時間が許すならば、いつまでも話していたいと思う。
30000字を費やした言葉の一つ一つが隠しに隠すこの脚本の謎を自身、
語ることによって解き明かしたい
そんな衝動に駆られる。
けれども、そんなことをしたら、見も蓋もない。
劇団員の楽しみを奪ってしまう。
稽古場で再現され続ける十の劇団員のパラレルな時間。
明日を証明するための最初の方程式を埋め込んだ。
時間の始まりを証明するためのいくつかの関数を埋め込んだ。
そして、人間は必ず死ぬということを弁証法によって証明している姿が
そこに見えるかもしれない。
そりゃそうだ。
明日・時間。
この二つの関数でいくつもの証明が完成される。
稽古場で稽古が積み重なり、
劇団員の心の中に手を伸ばす。
今のうちに全てを話しておこうと、稽古場で言葉を尽くす。
今のうちに全てを伝えておこうと、話しに話す。
劇団再生の稽古場で「愛する」という言葉の真意を知り、
「ここ」で言葉以上の次の一歩を知った。
今日も稽古を終えて、真夜中。
稽古場で、
劇団員の全てが見えるという、不思議な感覚を引き摺ったまま、真夜中。