●834●4月/11956●『「当たり前」をひっぱたく』『五勺の酒・萩のもんかきや』『実録 憲法改正国民投票への道』

2009年4月30日 22:58:54



ばたばたと予定がはいってきた。
忙しい一週間になりそうだ。
狙い済ましたように隙間隙間の時間に予定が入り込んだ。
だからといってとても無理な感じでもない。
実際動いてみると疲れるかもしれないけれども、なんだかそうとも思えない。

劇団の仕事が多い。対談が2本。
交歓会が一つに、懐かしい友人との約束。
いくつかの原稿をちょちょいのちょいと書き、
脚本に取り掛かろう。

腱鞘炎は行ったりきたり。
酷い肩こりは、相変わらず。
体の不調を言い出したらきりがない。
かといって、それに知らん顔をすることもできない。

ひっくり返って本を読み、手が疲れ本が顔の上に落ちてくる。
窓の外は明るい。ここにも明るい日が射してくる。
その日の光で本を読む。ひっくり返って本を読む。
腕が疲れると携帯を取り出し、劇団員に指示を出す。

『「当たり前」をひっぱたく』赤木智弘(297)
『五勺の酒・萩のもんかきや』中野重治(301)
『実録 憲法改正国民投票への道』中山太郎(236)

集計してみた。今月はノルマ達成だ。
世界教養全集を読み始め、鈴木さんから頂いた本を読み、
見沢さんが獄中で読んだ本を手にし、そういえば、一冊も本を買っていないかもしれない。
全て頂き物だ。ありがたい。嬉しい。そんな本が山積みになっている。

鈴木さんに送っていただいたのは、PR誌『ちくま458号』
そこに、『右翼の本棚1 筑摩書房の思想大系』を書かれている。
今、ぼくが読んでいる思想大系だ。
『戦後日本思想大系』(全16巻)、『現代日本思想大系』(全35巻)、『近代日本思想大系』(全36巻)
『世界教養全集』(全38巻)と紹介され、そして他に、
『世界の名著』(全66巻・続全15巻)、『世界の大思想』(全45巻)、
『世界思想教養全集』(全24巻)、『人類の知的遺産』(全80巻)、と。
読みたいと思う。全巻読もうと思う。
一歩ずつだけど、全巻読破しようと思っている。

読めるだろうか。時間があるだろうか。間に合うだろうか。
これが最後の一冊か、最後の一行か、と大切に本を読む。
目の前に聳え立つ心震える全集の山。読みたいと思う。

読みたいと思っている。