2009年7月30日 15:53:05

こうして書き続けていられるのは、
ぼくを担当してくださる方のおかげだ。本当にそうだ。
その担当の方がいなかったら、途中で逃げ出していたかもしれない。
800字の原稿に多分、逃げ出している。

担当の方と出会い、こうして仕事をいただけたのは、全くの偶然だ。
ひょんなことから、
ある日突然ひょっこりと、
偶然が加速して、

いろんな言い方があるだろうけれども、
今当時を振り返ってみても、不思議な出会いだ。

どちらがどちらを、ということは、ない。
偶然、双方向的に、出会った。
そして、この仕事のお話をいただいた。

もう4年になるか。

今もこうして書いている。
この仕事のためだけに本を選択し、読むことも多い。
本を探す、ということもする。
今は、インターネットでいろいろと検索して探せるけれども、
この仕事の場合は、それではうまくいかない。

書店で本を手に取り、
手にした本の感触が仕事を左右する。
何時間も書店をうろつき、棚を右から左に見、
本を手に取り、

感じる。

言葉ではうまく言い表すことができないけれども、
本を感じられれば、うまくいく。

担当の方に報告する。
こんな本を見つけました。
この本は面白いです。

担当の方は、出会った当初から変わらず丁寧にお話くださる。

原稿を出す。
ご指導を受ける。
直す。ご教授いただく。直す。
それを繰り返す。

何度書いてもうまくいかない。
何年書いてもうまくいかない。

丁寧で厳しいご指導がなければ、きっと挫折していた。
今でもそうだ。

よろしくお願いします。
原稿を書きました、と。

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