『続大東亜戦争肯定論』『よくわかる共産主義』『アメリカ大統領【「知の再発見」双書144】

2010年2月11日 22:10:27



夢を見た。
と、夢の話ばかり書いているけれども、
見た夢をなぜかほとんど憶えてしまい、案外と煩わしい。

夢を見た。
こないだ見た夢、

小高い丘の上に立つ大きな工場。自分は工員だ。
ブルーのつなぎを来て、オイルや油で手を真っ黒にしている。
けたたましいベルが終業を告げた。

「お疲れ様」
「飲みに行くか」
「よし」

と、周りで工員たちの声がする。
ぼくも、出口から出て行く。巨大な工場だ。
何を造っているのか、自分では全然分からない。
大きな金属を切断したり、溶接したり、油を差したり、そんな仕事だ。
なにか大きなものを造っているようだ。

小高い丘の上に立つ巨大な工場。
出口を出て、振り返ると、工場の上に大きな大きなユニオンジャックが翻っている。
ここは、イギリスだ。
仲間に声をかけられる。「行くぞ」と。
彼は、歌を歌う。日本語の歌だ。ぼくが学生の頃に確かに聞いた歌だ。
でも、誰が歌っていた歌か思い出せない。
ユニオンジャックの下に集る労働者の歌だ。革命歌だろうか。
歌は、「労働者よ、団結せよ」とシュプレヒコールに変わっていく。

ぼくは、彼についていく。
丘の下の小さな小屋だ。窓からあの巨大な工場が見える。大きなユニオンジャックが翻る。
小さな小屋の中では、爆弾の製造がされていた。
あの巨大な工場を爆破するようだ。
ぼくはその爆弾テロの仲間。そして、爆弾のスペシャリストのようだ。

窓から巨大な工場を眺めながら、ぼくたちは、小さな爆弾を造っていく。
そんな夢を見た。

『続大東亜戦争肯定論』林房雄
『よくわかる共産主義』渡部武
『アメリカ大統領【「知の再発見」双書144】ヴァンサン ミシュロ

こうして見る夢にどんな意味があるのかわからない。
何かを暗示しているのか、それともあきらかな予知なのか、自分には何も関係がないのか。
見た夢を毎日毎日記録することはないけれども、
面白かったり、楽しかったりする夢は、いつまでも憶えている。
そして、一度見た夢を次に見るとその夢の深度が深まって、いくつかのパラレルな場所を描く。
そのパラレルな場所を行ったりきたりしながら、進行する夢を楽しんでいる。

楽しい夢を見ることが多い。
大きな声を出して笑っているな、思いながら夢を見ていたりする。