『埴谷雄高思想論集』埴谷雄高
2006年10月8日 23:41:37
読んだ本を毎日のように記事にして
ここにあげるつもりが、
読んでも他の記事を優先させたりして、
久しぶりに「今日読んだ本」
じっくりと読書に没頭した1日。
といって、お散歩にも行ったし、
書店にも。
軽く音響の仕事をしたりもしたけれど、
6時間近くは、じっくりと読み込みました。
『埴谷雄高思想論集ー埴谷雄高評論選集2』
埴谷雄高
とても、さっと読めるような本ではありません。
ちょっと、紹介するのに苦労しそうなので、
裏文をまんま紹介します。
「存在の本質を根源的に追究した
埴谷雄高の思想世界。
周到、緻密、重厚、凝縮された精神世界が
鮮明に提示される。
終焉を拒む未完の長編『死霊』に限りなく接近し続ける
深遠な思考。
『<標的者>序詞』
『目的は手段を浄化しうるか』
『透視の文学』
『政治の周辺』
『夜の思想』
『闇の中の思想』
『ニヒリズムとデカダンス』
『自由とは何か』
『夢と人生』
『宇宙のなかの人間』
等を収める評論選集第二巻』
有名な評論がいくつも収録されています。
それにしても、これが文庫で出版されるとは!
事件ですよ!事件!