『強盗紳士』著/モーリス・ルブラン_訳/堀口大学

2006年10月11日 01:11:27

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10月10日、体育の日です。
でも、街は平日の模様。
何だかおかしな気分。
10月10日は祝日じゃない?やっぱ???

そんな、祝日気分の平日の夜、
高木は、お勉強をしてきました。
明日が劇場入りというこんな日に、
全く違う分野のゼミに。

とても有意義な4時間を過ごしてきたのでした。

『強盗紳士』
著/モーリス・ルブラン_訳/堀口大学

何度も読んだ名作です。
傑作短編集を紹介するクイーンの定員に選ばれている傑作!
ミステリ史上最も有名な泥棒ルパンによるピカレスクロマン。
なんというか、
いいんですよ!

魅力ある人物、
色気のある人物、
人を惹きつけて離さない人物!

ああ、ルパンになればよかったなあ・・・・
もう遅いかなあ。

物語は、短編集で、
あのルパンの若かりし頃の活躍が描かれています。
駆け出しで、自分を売り込もうとやっきになっているルパン!

こんな物語を書ける人は日本人にはいないなあ。
それは、もう風土なんだろうね。
逆を言えば、太宰をかける外国人はいないと。

そうそう、名訳です。さすが堀口大学!!!

さて、高木は、明日の劇場入りの準備です。
眠れるかなあ・・・