『人間ドキュメント野村秋介』『日本のファシズム』『腹腹時計と〈狼〉』『火の賜物』『未来のための江戸学』
2010年5月21日 16:51:10
何でも読むけれども、やっぱり好みは、ある。
ここ最近読んだこの5冊は、好みの本だ。
どこでも本を読む。待合室や移動や待ち合わせ。
けれどもやっぱり自宅で読むことが一番多いか。
自宅では読めない、という人もたくさんいる。
ぼくは、喫茶店などではまったく読むことができない。
鞄の中にはいつも数冊の本は入っている。
全集から一冊。そして、文庫本あたりが2、3冊。
読みながら線を引いたり、付箋を貼ったりするので、
鞄の取りやすい場所に、ペンも付箋も用意してある。
夢中になったりすると、呼び出しの声が聞こえなかったり、
電車を乗り過ごしたりする。そりゃするだろう。
鞄がいつも重くなる。パソコンを入れて、本を数冊。
それだけで結構な重量だ。新しい鞄を準備しようかと数年考えている。
本を読むことは、仕事だ。仕事をどう定義するかにもよるけれども、
ぼくにとっては、換金性は据置くとして、やっぱり仕事だ。
どんな本でも読む。薦められたらやっぱり読む。
ただ、小説を読むことが少なくなった。
部屋に積み重なる思想全集。高い高い山脈。
ゆっくりと一文字ずつ、登る。
一文字ずつ世界を歩き、
一文字ずつ世界を食べ、
一文字ずつ世界を知り、
一文字ずつ世界を無知、
一文字ずつ、だな。