好きな映画がたくさんある

2010年6月6日 06:45:22

たくさんの映画を観てきた。
劇場でたくさん観た。ビデオやDVDでもたくさん観た。
公演の稽古に入り、連日それが続くようになると、帰宅するとまず映画をセットしたりする。
稽古場からの帰り道に、
今日は、何を観ようかな、と思いながら帰宅する。

一人かと呟くに一人

思いつくままにここにあげてみた。
もっとたくさんあるだろう。肝心な一本を忘れているかもしれない。
たくさんの映画を観てきた。
小学生の頃から映画が大好きだった。映画は特別なものだった。
憧れや、夢や、希望や、絶望や、感情や、景色や、想像力や、言葉が、スクリーンにあった。
ぼくの、憧れや、夢や、希望や、絶望や、感情や、景色や、想像力や、言葉が、
スクリーンにあった。
中学生のぼくは、映画を観るためにもバイトをした。
映画雑誌を貪り読み、映画鑑賞のスケジュールを立てるのが楽しかった。
劇場に行く前の日は、楽しみで眠れなかった。
今も、劇場で観る。
真夜中に、DVDをセットする。

一人かと呟くに一人

一番好きな映画は? と問われれば、答えの用意は、ある。
どうすればなれるのかわからなかったけど、中学生の映画少年は、映画監督になりたかった。
その夢なのかビジョンなのか予定なのかは、きっと、
今からでも遅くはおそくはないだろう。
なんにだってなれるんだ。
そうだろ、真夜中。
返事をしないか、真夜中。そりゃそうだ。当たり前すぎる当たり前。
誰だって、いつだって、何にだってなれる。

一人かと呟くに一人

時間が欲しい。
ただ、時間が欲しい。

映画が大好きだ。次に劇場で観ることができるのはいつだろうか。
よし! となれば、明日にでも行けばいい。
けれども、いつもなかなかそれができない。
稽古場からの帰り道、詠んだ歌を歌う。

一人かと呟くに一人