『時を巡る肖像』『少女七竈と七人の可愛そうな大人』『ゴキブリだって愛されたい』『浮世絵は語る』『江戸のことわざ遊び』『ペニシリンはクシャミが生んだ大発見』『地球最後の日のための種子』『数学の秘密の本棚』『まほろ駅前多田便利軒』

2011年1月6日 21:07:45



忙しい時の方が読書が進む、とはよく言われることだけれども、
まさにそんな感じの日々を送っていた。

あっちやこっちに移動しながら訪問しながら見学しながらうろうろと時間を費消し、
なんだか忙しいなあと感じながらも本は隙間隙間でどんどん読める。

読書代行業務も順調にこなしながら、それでもあと7冊読んで書かなきゃならん。
誰かに振れる仕事でもなく山頭火を呟きながら読んだり書いたり。

池袋・新宿・高田馬場・千駄ヶ谷・吉原・渋谷・和光・品川・五反田と
この数日の移動に疲れ果て、それでもなんだかんだと読書は進む。

ノルマが決まったそうそう一日2冊も3冊も読み進め、
言葉の実存という肉感的誘惑に一人エクスタシー的な喜悦に身を震わせ読み進む。

『時を巡る肖像』柄刀一
『少女七竈と七人の可愛そうな大人』桜庭一樹
『ゴキブリだって愛されたい』メイ・R・ベーレンバウム
『浮世絵は語る』浅野秀剛
『江戸のことわざ遊び』南和男
『ペニシリンはクシャミが生んだ大発見』百島祐貴
『地球最後の日のための種子』スーザン・ドウォーキン
『数学の秘密の本棚』イアン・スチュアート
『まほろ駅前多田便利軒』三浦しをん

あちこちに行ったり来たりした数日だけど、
どこにも街があった。

裸の街

裸の俺たち

歩けば歩くほど、裸の街が俺たちを拒んでいく。
歩けば歩くほど、裸の街が俺たちを拒んでいく。