『ダイモンズ』原作/手塚治虫_漫画/米原秀幸
2006年11月27日 15:13:17
東京は、雨(今は、上がっているけれど)
東京は、雨。
コトバをつつきながら、
万年筆を握り、一文字一文字、
原稿用紙を埋めていっています。
友人T君が、漫画を貸してくれました。
いつも通り、傍若無人な態度で。
「高木さん、ぜってーおもしれーっすから、
読んでみてくださいよ」
まあ、彼の紹介する本(漫画)はこれまでも全部面白かったので、
3巻借りてきました。
そうそう、友人T君で思い出した。
自分は、50ccのバイクを日々使用しています。
ある日、バイクに乗ろうとしたら、
スピードメーターの上にアヒルのおもちゃが貼ってありました。
ガムテープでがっしりと。
これじゃ、スピードも燃料もニュートラルも分かりません。
友人T君「かわいい!」
自分「ああ・・・」
友人T君「いいなあ!あひる!」
自分「じゃあ、おつかれっす・・・・」
そのまま、アヒルをつけて走っていました。
先日の夜、打ち合わせからの帰り道、
信号で止まると、
隣に白バイが止まりました。
権力「ちょっと、運転手さん、それじゃ、メーター見えないでしょう」
自分「ええ。」
権力「ちょっと、エンジン切って、こっちに来てくれる?」
自分「(なぜため口・・・)あい・・・」
権力「アヒル、好きなの?」
自分「(だから、なぜため口なんだ!)はい、好きです」
権力「ああそう、でもね、アヒル好きでも、それじゃあ整備不良になるよ」
自分「(上からものを言うな!!!)はがします」
権力「今日は、キップきらないけど、ダメだよ」
そんなことがあり、
友人T君を心の中でののしり、
まあ、いいか、と東京の夜を走りました。
そうそう、この漫画。
面白かった、というか、まだ3巻まででこの先が
(大体どうなるかわかっているけれど)楽しみ。
原作は、手塚先生。
そういえば、友人T君に以前聞かれたことがありました。
「高木さん、『鉄の旋律』って読みました?」
いい作品なんですよね。
『鉄の旋律』はマフィアと日本人の話。
『ダイモンズ』は時代はいつかなあ、近未来って感じでしょうか。
普遍性を持たせるためか、時代・国籍なんかはぼかしてあります。
サザエさん方式です。
完結したら、あらためて紹介しましょう。