『人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか』『生命はなぜ生まれたのか』『地下室の手記』『友達・棒になった男』『夢の逃亡』『幽霊はここにいる・どれい狩り』『雄羊』『人間の建設』『春宵十話 随筆集』『時代の風音』『屋根裏の散歩者』『D坂の殺人事件』『浜村渚の計算ノート 4さつめ』『ガラパゴスの箱舟』『雨月物語』
2013年4月17日 21:38:50
ここ一か月、言葉まみれの多忙を極めていた。
コトバの本を書いたり、脚本を書いたり、読書代行をしたり、書評を書いたり、本の紹介を書いたり。
読書代行は、どうやら2月から4月くらいが繁忙期のようで、
次から次へと問い合わせをいただく。
問い合わせをいただき、正式な受注になるのは、8割、といったところだろうか。
受注順にこなしているが、締め切りが重なるとやっぱり忙しくなる。
コトバの本を書き上げ、稽古が始まり、少し落ち着いてきた。
脚本は最後まで仕上がってはいないけれども、時間的には少し余裕が出てきた。
ここ一か月の言葉まみれの生活。恐怖とともに思い出す。
そんな日々ではあったけれども、(そんな日々であったからこそなのか)、本もたくさん読んだ。
読み返しノルマの本が多いけれども、こうして並べてみると意外に読んでたんだな、と思う。
読書代行、読書劇、読書会、読書対談、読書という出来事の上に立ってみようと10年経った。
10年経って、ようやく片足がぬかるみを感じている。
両足で立てるようになるまでどのくらいの時間がかかるのか。
読書、という行為、読書という出来事。それをただ信じる。
ひたすらに信じる。ひたむきに信じる。ただ、ぼくはそれを信じる。