『読書代行』という仕事の一つ

2013年9月10日 01:21:36

高木さんの仕事は一体何なのですか?

という質問を受けたりする

「なんですかねー
なんかいろんなことやってるんですが・・・」

と口を濁すことが多いのだが
テレビや雑誌などで紹介されて、何となく「仕事」の一つになった

読書代行

案外依頼者も多く、舞台の本番中もなんだかんだと読書代行にかかっていた

「締め切りだけは守るんだ!」と喝を入れ、読んで、書いている

依頼者からは、差支えない範囲で情報をいただく
年齢、性別、業種、提出先などだ
それをもとに依頼者を想像し、依頼者になりきり、書く
男も女も年齢も様々、文体も様々に工夫し変幻自在

「それは、脚本でいろいろな登場人物の台詞を書いてきたからできるのだ」

と雑誌で評されたこともあるが、そんな大したもんでもないだろう

読むことが早い、書くことも早い、という一点において成り立っているだけだ

早い、というのも相対的なものだから、それほど特殊でもない
ぼくよりも早い人はたくさんいる
ぼくは、新書一冊は一時間くらい、そしてそのレポートを1000字書くのに30分くらい

慣れ、ということもある
始めた当初よりももちろん早くなっている
コツ、というものがあるのだ

仕事の一つ、読書代行
本職は、なんだろう