『マキアヴェッリ』【人類の知的遺産24】・『伊豆の海に消えた女』『日本のエーゲ海、日本の死』
2013年10月29日 08:21:43
毎年読書ノルマを決めて読書に勤しんでいる
今年もあと二か月を残すだけとなり、
(ぼくは、「明日はない」「月や年に区切ることに対して不毛的な思想的立場」をとっている。
けれども、今は便宜上、その区切りで書いている)
ラストスパートのためにあれこれと集計を出している
ノルマは、一日一冊、年間400冊、目標500冊
内容ノルマは、太宰・安部公房・ドストエフスキーの文庫を読み返す、
全集を20巻読む
というものだ
10月末で340冊くらいは読んでいるはずだ
残り二か月で60冊を読めば、冊数ノルマは達成できる
問題は、内容ノルマだ
仕事以外で読んだものは全てこの高木ごっこにあげている
今年読んできた「太宰治」「安部公房」「ドストエフスキー」を拾い出してみた
太宰が13冊
安部公房が19冊
ドストエフスキーにいたっては、「カラマーゾフ」と「地下室」の二冊だ・・・
残数を数えてみた
太宰治・・・7冊
安部公房・・・3冊
ドストエフスキー・・・12冊
太宰、公房は読めるだろう
ドスト君はどうか。大作が残りすぎている。
「未成年」だの、「罪と罰」だの、「白痴」だの、「死の家」だの・・・
おまけに全集読みが全然進んでない
冊数ノルマは達成できそうだが・・・
内容ノルマは・・・
達成できなかったことに対する自分への罰則を明確に定めているわけではないが
ここまで追い詰められるとどうにも落ち着かない
ノルマが達成できなかったら、やっぱり当然、罰が必要だろう
どうしてやろうか、俺
この10カ月を振り返ってみる
確かに軽い本が多いが、読書という行為をさぼっていたわけではない
読書はちゃんとしていたのだ!
軽い本ばかり読んでしまったのだ!
現代小説もやっぱりとてもなんだか面白いのだ!
んー、見苦しいか
このやろー
俺、どうしてやろうか!
寝ころびながら自分に対する罰を考えることが意外に楽しいことに気が付いた
『マキアヴェッリ』【人類の知的遺産24】
『伊豆の海に消えた女』西村 京太郎
『日本のエーゲ海、日本の死』西村 京太郎
それはそうと、拙著『フクロウのいる部屋』があちこちで紹介されている
嬉しいです
ありがとうございます
10月いっぱいは、芳林堂で特設コーナーに並んでいるはずです
芳林堂書店を見かけたら、覗いてみてください