『生命の実相【女性教育篇】(第29巻)』『生命の実相【児童教育篇・聖典講義篇】(第30巻)』『日本沈没(上下)』『華氏451度』『パラダイス・ロスト』『若者よ、マルクスを読もう』『絞首刑』『誘蛾燈』
2015年4月4日 00:13:59
じっくりと名作二作を読み返していた
『日本沈没』と『華氏451度』だ
両作品とも
時代に左右されない普遍性の上に確たる力を持ち自律していると言う点において
類稀なる小説と言える
何故時代に左右されることなく一つの問題点を、論点を、テーマを、描きえたのだろうか
もちろん作家の力量に負うところがそのほとんどだろうが、
それ以上に、実は、「時代が書かせた」という部分もあるのだと思うのだ
矛盾しているような言い回しだが、そうとしか言えない
『日本沈没』と『華氏451度』
これらの本に出会えてよかったと思える本だ
何十年経ってももう一度読みたいと思わせる本だ