『放浪の天才数学者エルデシュ』著/ポール・ホフマン 訳/平石律子
2006年3月25日 21:06:00
今日みたいに、
天気が良くて、お散歩日和には
こんな1冊!
ああ、ほんとに今日という日に
お似合いの一冊です。
『放浪の天才数学者エルデシュ』
著/ポール・ホフマン 訳/平石律子
ほうほう、
天才数学者とな!
放浪?
なかなか興味をそそられるタイトルです。
というか、まんまのタイトルか(笑)
さて、伝記です。
エルデシュという数学者の伝記。
どんな人物なんでしょう?
「史上最高の頭脳をもった
宇宙一おかしな男の
最後の難問とは?
数学をかくも面白くした男。」
「どこにも所属せず、
定住地を持たず、
古びたブリーフケースには
替えの下着とノートのみ。
世界中を放浪しながら、
1日19時間、
数学の問題を解きつづけたという伝説の数学者。
83歳で死ぬまでに、
発表した論文は1500。
有史以来どんな数学者よりもたくさんの問題を解き、
悩める鬼才ゲーデルを励まし、
アインシュタインを感服させた
エルデシュ。
彼の唯一のライバルは
美しい証明を独り占めしている
『神様』
だけだった。」
とまあ、こんな、どうにも
いかれた人物のようです。
というか、
興味深い人物です。
本書には、ところどころに
数式が出てきますが、
まあ、
お好きならそれに付き合うも良し、
数字は嫌!と、申されるなら、
読み飛ばすのも、
また良し。
うん、
おもしろい本ですよ。