『盗まれたフェルメール』朽木ゆり子
2006年3月26日 23:32:00
こんな一冊を。
読みやすい本ですよ。
さて、どんな本でしょう。
タイトルを見るに、
ん?フェルメール?
絵描きさんですね。
ん?盗まれた?
おお、何ともドキドキわくわく。
キャッツアイのような怪盗か
ルパンのような泥棒か!
さてさて、
『盗まれたフェルメール』
朽木ゆり子
実際には、そういう泥棒物語ではなく、
ジャンルでいうと・・・
ノンフィクションスーパー活劇!活劇?
みたいな・・・
紹介文は
「東パキスタン難民を支援したり、
獄中のIRAテロリストを故郷に移動させるために
フェルメールの絵を盗む。
自分の刑期の短縮交渉のために、
手下にレンブラントの絵を盗ませる。
武器・弾薬と交換するために名画を盗む…。
絵画泥棒が絵を盗む動機は
私たちの想像を遙かに超えている。
犯罪者にとって絵はどんな価値を持っているのだろうか?
そう考えることで、
私たちの絵を見る眼も変わる。
年間被害総額は10億ドル以上、
盗難美術品が戻る確率はたったの一割程度。
美術品盗難史上において
かなりのツワモノである
フェルメールに焦点をしぼった、
美術品の盗難をめぐる知的興奮の書。」
こんな感じ。
意外に目からうろこの事実です。