『まんがで読破「罪と罰」』作・ドストエフスキー
2007年11月11日 02:16:06
今日、11月10日、
ある祝賀会に出席してきました。
印象深く、衝撃的なパーティでした。
その模様は、改めて書きます。
そんでもって、夜は一本の舞台を観劇。
それも、いろいろと思うことがあり
改めて書きましょう。
帰宅途上の電車の中で、
とても奇妙な人がいて、見入ってしまいました。
その方は、美しいほどに奇妙で、
そのことも改めて書くでしょう。
と、東京を雨の中動き回っており、
移動ごとに本を読み続けてきたのですが、
その一冊は読了せず、
もう一冊かばんに忍ばせていた漫画を読み終えました。
『まんがで読破「罪と罰」』
作・ドストエフスキー
タイトル通りの内容です。
あの『罪と罰』が漫画で描かれています。
大体、忠実に再現されています。
細かいニュアンスは全く表現されていませんが、
まあ、仕方ないでしょう。
と、へらへらと薄ら笑いを浮かべながら、
上から読んでいました。
ほうほう、このシーンはこうした、
えっ!あのシーンはカット?
えーーーー、その解釈はない!
ってな感じでかるーくかるーく読んでいたのです。
そして、ラストシーン。
衝撃でした・・・
ここで書くことが出来ないほどのショック・・・
読者をバカにするにもほどがある、
と使い古された言い回ししか出来ないほど、
ろくでもないラストシーン。
最後の8ページから4ページの4枚。
この世のものとは思えない展開を見せる「罪と罰」
電車の中で、
思わず「エッ!」と声が出たくらい。
笑っていいのか、それとも怒るべきか・・・
考えなくては感情さえ出てこないほど。
数分考えて、あきれることにして、鼻で笑っておきました。
気狂い沙汰の4ページは、
編集者だか、作家だか、出版社だかが
何かおかしな薬でもやって、
多少夢見心地の頭でやっちゃったのでしょう。
と、やさしい心であきれておきました。
きっと彼らは将来、
あの4ページを入れたことに恥ずかしくなるでしょう。
うーん、いや、でもいいのか?
うん、わからなくはないんですよ。
ただ、・・・