『ひとすじの蛍火-吉田松陰人とことば』関厚夫
2007年11月16日 21:47:37
どうにも読みたい本が多すぎる。
広範な読書欲はなるべく抑え、
コアにコアにその溢れる欲望を向かわせようとするのだけれども、
なかなか、うまくいかない。
思想大系に取り組みつつ、
息抜きの数分や移動、お風呂、歯磨きの間には、
別の本をとる。
『ひとすじの蛍火-吉田松陰人とことば』
関厚夫
本書もその隙間の時間で読んだ本。
そういう隙間の時間だと、
なかなか一日一冊は読めないけれど、
読書は進む。
こないだ、そんな隙間の時間で読書が出来る時間を計測すると、
一日に大体、1時間半から2時間くらい、ある。
えっ?そんなに?
と、思ったけれども、
あるんだなあ。
朝起きて、活動するまでの10数分、
コーヒーが出来るまでの5分、
メールを受信する間の1分、
煙草を吸いながらの5分。
朝だけでも20分も本が読める。
本書は、そんな隙間で3日で読んだ本。
新書なんだけど、新書にしては分厚い!
帯は、巨大で目立つことこの上ない。
その帯に大書されているのは、
「日本史上最高の先生は吉田松陰
と、帯らしい一言。
吉田松陰の言葉が100、
彼の人生を追いながらの解説ととに収められています。
ひじょうに読みやすく、とっつきやすく、
心地よい一冊です。
隙間で読むの最適な本、久しぶりに出合いました。