●3冊●『三島由紀夫vs東大全共闘1969-2000』『トーキングロフト』×2
2008年5月29日 22:16:18
借りたり、頂いたりした3冊。
『三島由紀夫vs東大全共闘1969-2000』
友人Cさんに借りた本。
と言うか、正確には、友人Cさんが、著名な女優の方にお借りしたものを、
高木が借りたという、又借り。
著名な女優さんは、昔一緒に仕事をしたことのある
演劇界の大先輩です。
この対談集でも発言をされています。
さて、この対談集は、
あの名著『討論・三島由紀夫vs東大全共闘―美と共同体と東大闘争』の関連書です。
あれから30年。
当時、学生だったかれらの総括対談、という感じです。
芥正彦、木村修、小阪修平、橋爪大三郎、浅利誠、小松美彦。
『美と共同体と東大闘争』では、
全共闘A、全共闘C、全共闘Hと表記されていた彼らです。
豊富な写真と資料などで分かりやすい総括です。
じっくりと読み、激しい時間の流れを感じました。
鈴木さんに送ろう。
きっと楽しく読んでいただけるだろう。
『トーキングロフト』×2
そして、この2冊。
これは、頂いた本。
劇団再生の衣装を一からデザイン・制作してくれる
クラモチさん、から。
正確には、クラモチさんが、彼女の姉から譲り受け、高木が頂いたという、
又もらい。
えー、平野さんがとっつかまっています。
独特の空気と言葉。
すぐに読めるかと思いきや、なぜか意外に時間のかかった2冊。
いろいろな人の対談。
いろいろな人過ぎて、高木の脳がついていかなかったのが、
時間がかかった原因。
脚本もそろそろラストシーン。
原稿用紙に書きなぐり、劇団員のあゆが、入力をしてくれる。
書いたものを何度も読み直す。
読み直すと自分でも読めない字が、ある。
あゆは、よく読めるものだ、と感心する。
だんだん慣れてきました、とあゆが言った。