『愛国の昭和』鈴木邦男
2008年8月5日 23:36:24
先日、鈴木さんから郵便で届いた。
ポストから取り出すと、「本」ということは、すぐに分かった。
けれども、
危ない感じが、その重さにあった。
拳銃・・・
違うな、この重さは、黒色火薬が充填されたそれだ。
エレベータの中で包みに耳を当ててみる。
時限装置のカウントダウンの音がしないか。
腹腹と音がしないか。
開けた途端、電流が流れ黒色火薬がその分裂性を遺憾なく発揮するのではないか。
『愛国の昭和』
著/鈴木邦男
読んだ。
読み終えた。
鈴木さんは、自らのHP(7月28日)で、こう書いている。
>本の帯には、「これは鈴木邦男の遺書である!」と書いてあります。
>手に取ってよくご覧になって下さい。すかしで、そう読めるはずです。
そのHP「鈴木邦男をぶっとばせ!」では、
自分が帯を書くとしたら、こう書く、と
〈日本で最も愚かな男が衝く
日本人の「愚」〉
頂いた翌日、朝早く起きて、読んだ。読み終えた。
手にした重さの正体がわかった。
危険だ。これは危険だ。黒色火薬よりも、プルトニウムよりも、
最大口径のマグナムよりも。
鈴木邦男という質量
それを考えて、ここにも書いてきた。
たくさんの記事を書いてきた。
鈴木邦男という質量、それを計測できる計測器がないのか、と。
あるじゃないか、ここに。
ようやく正体を見せた鈴木邦男。法則どおり質量は保存され、あるじゃないか。
読み終えて、鈴木さんに手紙を書いた。
鮮度を失わないように、すぐに書いた。すぐに投函した。
週末、鈴木さんと話をする。
あのいつもの鈴木さんが会場に現れるだろう。
しかし、これまでとは違う。
鈴木邦男質量計測器をもっているのだ。
本書の感想は、あらためて書こう。