『戦争を知らない人のための靖国問題』 上坂冬子

2006年8月9日 19:49:02

写真

真打登場です。
なんの真打か。

標題通り、靖国問題!
もうすぐですね。
8月15日。

おかしな国日本の
おかしな論争。
ほんとにほんとにおかしな論争。
それに、
この「靖国問題」が総裁選の一つの争点に
なっているという恥かしさ。
政を行う彼らは、
恥かしくないのだろうか!

『戦争を知らない人のための靖国問題』
上坂冬子

真打登場です。

帯には、赤字で大きく、

「靖国問題に終止符を打つ!」

と。

まさにその通りです。
分かりやすい語り口。

読むべし!!!

そも、靖国神社とは何か。
祀るとはどういうことか。
A級戦犯とは何か。
敗戦後の靖国の立場はどうだったのか。
天皇の態度は。
連合国の態度は。
なぜ、今、問題なのか。
そして、
中国の今のあの態度は何故か。

答えられますか?

答えられた上で、「反対」と叫ぶのならば、
それは、それで、その人の思想でしょう。
日本人の「恥」と「刀の殺伐」を感じ取ることの出来ない思想。

読むべし!!!

この正しさが、
総裁選ごときの争点になる日本の情けなさ。
恥かしさ。
臆面もなく「それ」をメディアで語る、
上にたつ彼ら。

争点になりようもない「正しさ」

この先の日本のリーダをこんなことで
選ぼうとしている
「恥」

太平洋の向こうで、
アメリカ大陸を侵略した彼らが、
笑っています。

笑い声が聞こえないのか!

「正しい」事は、
「正しい」と言おう!
それで、世界から孤立しても、歴史は、見ている。

歴史は、静かに肯くはずだ。