●479●『西田幾多郎集』【近代日本思想大系11】
2009年5月23日 23:44:33
本ばかり読んでいる、と書くのも、書き飽きた。
青竹踏みをしながら、歯磨きをしながら、着替えをしながら、
何かをしながら本を読み、その何かが終わると読書の時間。
机に着き、喜び勇んで続きをめくる。
と、そんなことを書くことも、書き飽きた。
それはそうと、
劇団再生、舞台が決まった。ライブハウスだ。
いつもの『阿佐ヶ谷ロフト』ではない。そして、劇団再生の主催ではない。
主催ではない、というのが、いつもの公演と違うところだ。
対バンならぬ、対劇団、といった企画みたい。
いろんな劇団が劇団紹介・告知を兼ねて、出演。
「Dress Omnibus Theater」という企画!
劇団再生がついに秋葉原に進出!
この企画への出演には、友人の口利きがあった。
お話を頂いて、決定せねばならないことが爆発級数的にひろがり、
ただならぬ興奮を覚えた。
会場も見ていない。舞台の詳細も未調査。音響・照明など効果もこれから。
脚本もこれから。稽古もこれから。
6月12日金曜日がその日だ。あと、何日だろう。何回稽古ができるか。
脚本は間に合うか、と、いろんなことを考えながら、とりあえず真夜中、本を開く。
30分の舞台とはいえ、一本の本を書く。
タイトルは、
『雨の起源〜天皇ごっこ〜』
さて、どんな話になるのかな。楽しみだ。
時間がほしい。具体的な時間が欲しい。
形而上の時間じゃなくて、形而下の時間が欲しい。
明日なんかないんだ、と叫びつつ、
カレンダを眺める。
8月までのカレンダを眺める。
んー、時間がないな、と眺める。
『西田幾多郎集』
(479)
本を読む時間がなくなると、睡眠時間を削って時間を作る。
とはいえ、それにも限度がある。
これから数週間、数ヶ月の予定を眺めると(明日なんかないと言いながらも)
最後の手段を使うしかないのか、と・・・
いまだかつて抜いたことのない伝家の宝刀。
時間を作る最終手段。奥の手必殺技。
けれども、それはリスクが高すぎる・・・
西田幾多郎は、どう考えるだろう、とマキャベリを読みながら、
思う。
『西田幾多郎集』【近代日本思想大系11】
編集・解説/竹内良知
善の研究 第二篇
自覚に於ける直観と反省 跋文
真善美の合一点
叡知的世界
私と汝
弁証法的一般者としての世界
論理と生命
人間的存在
場所的論理と宗教的世界観
アウグスチヌスの自覚
フランス哲学についての感想
愚禿親鸞
暖炉の側から
ゲーテの背景
古義堂を訪ふ記
「西田哲学の性格について」三木清
解説/竹内良知
年譜・参考文献