『ファイナンシャル フォーラム』書けば書くほど、何も書けない自分を知りながら、800字に立ち向かう
2009年5月24日 09:18:50
雨だ。
晴耕雨読、とはいかない毎日。本を鞄に入れて出かける。
いろいろな本を読みながら思うことは、
(この本を紹介しようとしたら、どう書くだろう)ということ。
言葉の限りをつくし、弁舌舌をぐるぐる回し語るのならできる。
得意だ。けれども、限られた文字数で一冊の真意と感動を伝えるのは、
難しい
話すように書けばいいじゃないかと思ったこともある。
けれども、それは根本から違うことがわかっていた。
話すことは、相手があることで、瞬間瞬間に、反応に対する判断を下し続けることができる。
でも、書くということは、そうじゃない。
難しい、いつもそう感じ、逃げ出したくもなる。
比較にはならないけれども、
上記観点だけを取り上げるならば、脚本を書くほうがよほど、簡単だ。
語弊がつきまとうので大に言うことはないけど・・・・
雨か。
今日も本を鞄にいれて、街に出かけていく。
地下鉄に乗っている11分に本を読み、JRに乗っている8分に本を読み、
待ち合わせの時間の30分前には着くだろう。
30分も本が読める。
打ち合わせの準備は万端だ。予定より早めに終わるだろう。
残りの時間は、本が読める。今日は一冊用意しておけばいいかな。
念のため、もう一冊鞄に入れておこうか。
雨だ。
800字の深淵にすっぽりと嵌まり込んだ自分を映し出す雨だ。
いつかいつか、「これだ!」と思えるものを書きたいと思いながら、
鞄に本を入れる。
本誌は、京都銀行本店各支店や「京都館」(写真をクリック)で
入手できます。
京都館
先日、ここ京都館に行ってきました。
大手町で用事を済ませ、東京駅をくぐって八重洲へ。
賑やかな街並みと少し空気の肌触りが違う感じが、いつもする館内。
照明の具合なのか、展示・販売されている物物の京都ゆえか。
HPには、『雨の京都もまた粋です』とある。
そりゃいいなあ、梅雨の京都を歩きたい、と思う。
雨の京都を眺めながら、ヘーゲルを読んだり、
雨の街を歩きながら、一番好きな歌を口ずさんだり。
〒104-0028
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