『非常民の民俗文化』 赤松啓介

2006年9月16日 21:32:05

写真

しかし、こりゃ、肩こりが・・・・
ひどい・・・
頭痛がするんだよね・・・

ぼんやり、うとうとしてて、
頭痛でいらついて、

覚醒しようと、
とにもかくにも立ち上がり、
ヘッドフォンをし、
大音量でワグナーを聞きながら、
「T3」を観る。

『非常民の民族文化』
赤松啓介

タイトルで、どんな本かおわかりでしょうか?
小説や絵本ではありません。
副題に『生活民俗と差別昔話』とあります。
帯には『赤松民俗学の集大成!』

民俗学の本です。
文庫で登場です。
以前、単行本で持っていたのですが、
誰かに貸したのか、自宅にはありませんでした。
探していたのですが・・・

ちくまさん、偉い!
文庫にするなんて。

これから書く脚本に必要な資料なのです。

「柳田民俗学を本質的に
『士大夫』の民俗学であると断じた著者は、
『非常民』こそが人間であることを宣言して、
柳田の「常民」概念が
掬いとりそこなった人間生活にとって
最も重要な性の現実にとことん分け入って行く。
外部からのフィールド調査では
けっして辿りつけない村落共同体の公事としての性風俗を、
「コドモ集団」の性教育から
「オナゴ連中」の構造と機能にいたるまで、
詳細かつ大らかに語りきった赤松民俗学の集大成。」

柳田民俗学のあの独特の上品さにはない、
生の息吹を感じられる一級の資料です。

しかし、
この肩こりには、参ったね。
降参・・・

薬を飲むしかないか・・・

ベイベー・・・