『徳富蘇峰集』【近代日本思想大系8】『昭和思想集』【近代日本思想大系36】『20世紀を動かした人々・第13・反逆者の肖像』『二・二六 帝都兵乱』『北一輝思想集成』『20世紀を動かした人々・第7・近代芸術の先駆者』『人間・この劇的なるもの』『サロメ』『オイディプス王・アンティゴネ』『獄中記』

2010年3月17日 14:01:58




ろくでもない日々
こんなに体にがたが来たのは久しぶりだ
あの苦痛、あの不快、あの暗闇、あの時間、あんなもんに耐えるのなら、
いっそのことこの体を破壊してしまいたい、と本気で思っていた
自殺ではない
破壊だ
理想的な破壊は手榴弾をいくつも抱いて一気に爆破することか、と考えていた
レオンの観過ぎか

頭痛では案外本は読める
けれども高熱ではまったく読めない
腹痛や下痢では本は読める
けれども高熱ではだめだ
読めない
点滴では読める
けれども高熱では無理

ということをあらためて知った

『徳富蘇峰集』【近代日本思想大系8】
『昭和思想集』【近代日本思想大系36】
『20世紀を動かした人々・第13・反逆者の肖像』
『二・二六 帝都兵乱』藤井非三四
『北一輝思想集成』北一輝
『20世紀を動かした人々・第7・近代芸術の先駆者』
『人間・この劇的なるもの』福田恒存
『サロメ』ワイルド
『オイディプス王・アンティゴネ』ソポクレス
『獄中記』オスカー・ワイルド

復調の兆しに軽い安堵を覚え、最近読んだ本を整理してみた
思想書に戯曲か

サロメ、オイディプスなんて久しぶりだった
やっぱりいいなあ、と思いながら読んだ
こんなのを超える作品はもう二度とでないんじゃないか
1000年に一人の天才ってのはいるもんだ
時代が書かせた作品ではない
個人が書いた、作品だ
そして相変わらず北一輝を追っている
北一輝について一冊書けと言われれば、自分なりの北一輝論を書けるだろうくらいは読んだ
けれどもやっぱり「わかった」とは言い切れない
北一輝があまりに個人的すぎる

さてこの体もあと一息か

爆破されたくなかったら
治ってみやがれ、体。