2011年11月18日 18:43:58

写真をクリックすれば、京都館HPへ

毎回、800字。原稿用紙に2枚。たった2枚だ。
けれども、そのたった2枚に苦心する。
何を思い、何を伝えるのか、どんな単語を選択し、それをどうつなげるのか。
頭の中には、はっきりとした像が結ばれているにも関わらず、悩みに悩む。
数行書いては、全部消し、考え直す。また数行書いては、それを捨てる。
そんなことを繰り返しながら、たった2枚の800字と対峙する。
本を全部読み直し、別の主題がないか探してみたり、新たに光る何かを探したり、
読みながらの直観と直感を待ち続けてみたり、時間ばかりが過ぎていく。

本誌は、京都銀行本店各支店や「京都館」「京都館」(写真をクリック)で入手できます。

決してタイトな締切ではない。毎号案外余裕のある日程を頂いている。
先日、次号の原稿を書いた。担当者に送った。校正に入った。
毎回毎回、自分の原稿を出すことが恥ずかしくもなる。それでも書けることの全部は書く。
原稿用紙2枚、たった800字。そこにぼくとその一冊の全部を書く。
担当編集者の方は、根気強くぼくを指導してくれる。
それは、連載を始めたときから変わらない。言葉を尽くし、ぼくの書きたいことを汲んでくれる。
感謝の言葉しかないんだ。

京都館

そういえば最近「京都館」に行ってないな、と気づいた。
冬か。京都の冬は、案外好きだ。そうだ、京都に行こう! と何度も思いながら、
なかなか実行に移せないでいる。「ファイナンシャル フォーラム」を見ながら、

そうだ! 京都で観たいところがあったんだ! と思い出した。

来年はそこに行けるだろうか。
冬にそこを観たら、凄いんじゃなかろうか、とも思ったりもする。が、どうか。

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