『破獄』 吉村 昭

2006年4月30日 21:03:09

まったく、
本を読みつづけた1日。
目の奥が・・・痛いぞ・・・・
目を閉じたら、
活字の神様が見えます。
嘘だけど。
さて、メインの本の間に軽く読んだ1冊。

『破獄』
吉村 昭

著名な作家です。
この本も有名ですね。
新潮文庫なのですが、
帯は、相変わらずひどいので
無視。

こんな本です。

「昭和11年青森刑務所脱獄。
昭和17年秋田刑務所脱獄。
昭和19年網走刑務所脱獄。
昭和22年札幌刑務所脱獄。
犯罪史上未曾有の
四度の脱獄を実行した
無期刑囚佐久間清太郎。
その緻密な計画と大胆な行動力、
超人的ともいえる手口を、
戦中・戦後の混乱した
時代背景に重ねて入念に追跡し、
獄房で厳重な監視を受ける彼と、
彼を閉じ込めた男達の
息詰まる闘いを描破した力編。
読売文学賞受賞作」

まあ、実話っぽいというか、
実話な訳で、なんだけど、
なんというか、
フィクションでもあり、
ん、
その辺が、作者の力量が十二分に発揮されています。

単純にわくわくどきどき!

それにしても、
この短い期間によくぞ、
こんなに脱獄したものです。
それにしても、
この短い期間によくぞ、
こんなに捕まったものです。