『マノン・レスコー』 著/アベ・プレヴォー 訳/河盛好蔵
2006年5月4日 21:16:16
「自殺について」を
引っ張り出してくるときに、
隣にあったのが、この本。
そうだ!
と、この本の一文を思い出しました。
正確に知りたくて、
ついでに、読み返しました。
『マノン・レスコー』
著/アベ・プレヴォー 訳/河盛好蔵
岩波の赤ですね、こっちは。
さて、有名な作品ですが、
そして、読後の感想が
「どっちかに」
なる一冊ですよね。
なので、
本書をテーマに話すと、
その人が、
「わかったり」
します。
まあ、ほんとにはわからないだろうけど
思考志向とか
嗜好指向とか、ね。
「シュヴァリエ・デ・グリューが
ようやく17歳になったとき、
マノンという美しい少女に会う。
彼が犯した幾多の怖ろしい行為は
ただ
この恋人の愛を
捉えていたいがためであった。
マノンがカナダに追放される日、
彼もまたその後を追い、
怖ろしい冒険の数々を経て、
ついにアメリカの大草原の中に
愛する女の屍を埋める。
この小説は
プレヴォ(1697‐1763)の自叙伝ともいわれ、
18世紀を代表するフランス文学の一つ。」
だって。