『ものいふ髑髏』 夢枕獏
2006年6月8日 20:49:14
味わいのある表紙ですよ。
つい手にした1冊です。
まあ、当り!とか
外れ・・・・とかはおいておいて、
『ものいふ髑髏』
夢枕獏
ああ、髑髏って漢字は、
書けないな。
さて、帯がないんですね。
タイトルから、なんとなくわかりますね。
おまけに、
著者が著者だし(笑)
読みやすい本ですよ。
相変わらず。
「金貸しを営む銭法師の喜久五郎という男が
墓所の近くを歩いていると、
衣の裾に
しゃべる髑髏が食いついてきた。
その口車に乗り
大儲けを企てるが、
恐るべき復讐に遭い・・・
『ものいふ髑髏』」
登山事故の入院先で体験した
奇妙な出来事や、
暴漢に襲われた男が
垣間見る悪夢など、
平安朝物語から、日常に潜む
恐怖や不思議現象まで、
怖くて
妖しい物語10編を収録。
さてさて、
まあ、上記のような物語ですよ。
紹介としては、上出来の紹介文です。
しかし、まあ、突込みどころが多いのも事実。
その辺は、「まあ、いいか」
と流せるといえば流せるのですが・・・・