『大東亜会議の真実』 深田祐介

2006年6月16日 22:13:46

今日も、雨。
というセンテンスは
日本中で、今、どれほど使われているでしょうか。
想像するに、相当な頻度でしょう。
なので、
前言撤回。

今日こそが、雨。

コトバは、
(認知度が低いので、改めて)
梟です。ふくろう。
「ほー」の梟。
「コトバ」という名前です。

そうそう、
コトバは、
この雨という天気に関心を示さず、
昼寝といたずらを繰り返しています。

『大東亜会議の真実』
深田祐介

本書をテキストに
勉強会があるので、読みました。
もともと好きなところですし、
それに、
知識としては、
この会議を自分なりに解釈はしていましたが・・・・

ちょっと、考えを改めました。

昭和18年11月大東亜戦争下の東京に
タイ、ビルマ、インド、フィリピン、中国、満州国の
六首脳が集まり、
大東亜会議が開催されました。
史上初めて一同に会したアジア諸国の代表。
「白人支配からの解放」
を高らかに謳いあげ、
日本の戦争は、
権益を追求する侵略戦争から、
アジア民族解放の大義ある戦争へと
大きく性質を変えたのです。
本書は、戦況が思わしくない時期に
突然開催された大東亜会議の真相について、
当事者の証言をもとに丹念に検証した画期的労作です。
“東京裁判史観”の虚偽を正し、
日本にとって、
アジア諸国にとっての
戦争の意義を明らかにしています。

あの戦時下
(といっても、自分は生まれてはいませんが)
このアジアで
何が目的的意識とされていたのか。

ひとつ、階段を上がった感じがします。