『ηなのに夢のよう』森博嗣
2007年3月11日 23:21:34
論文というものを書いている。
一年間ゼミを受けてきたことの
(自分は途中参加なのですが)
決算。
取り上げたいことがたくさんあり、
テーマを絞りきれない。
締め切りは、一週間後。
メモ書き程度に作っていたプロットを見直してみる。
・・・散漫だ・・・
テキストに目を戻し、プロットを流してみる。
・・・論点が、おかしい・・・
これじゃ、だめだ。
こんなものを提出したら、失礼だ・・・と、
プロットを破棄し、
よし!一から書こう!
自分を追い詰めてみた。
『ηなのに夢のよう』
森博嗣
という小説を、仕方なく読んだ。
仕方なく、というのは、
彼の作品をデビューの時から、全て読んできた、
ということと、
微妙に連続した物語ですよ、という構造をとっているので、
まあ、ほんとに、仕方なく。
ん?
期待していなかったからなのか、
いやいや、なかなか良かったのですよ、これが。
「微妙な連続性構造」が
ようやく実を結び始め、
おいおい、この先どうすんだ?
と、著者に突っ込みをいれたくなるような展開をし、
あっさりと2時間で読み終えました。
詳述は避けます。
本作品だけを読んでも、面白くはないでしょう。
おまけに、それでは、ちんぷんかんぷんのはずです。
もちろん、本作一作で完結はしているのですが、
物語自体は、何てことない上に、
どうでもいいので、
これを読みたい!
この作品の面白さを味わいたい!
と思ったら、
彼の作品を全て、第一作目から読まなければなりません(笑)
さて、論文。
一週間で書きあがるかな?
今日から2週間は、予定がぎっしり。
10分単位の生活へと移行します。
これが5分単位とかになると、
今の体力では、持たないでしょう。
さて、予定した時間がきました。