『途上』松本清張
2007年4月26日 22:56:03
なんだか、大慌ての1日。
あれやこれや、と。
しかし、夜は、なかなか良い話をすることができて、
心は満足。
体がちょっと心配。
良くない予感がする。
『途上』
松本清張
副題に、
松本清張初文庫化作品集〈3〉
とあります。
まあ、さすが松本清張、という、作品群です。
社会派、と言われるその筆致の萌芽が見えます。
「不遇なまま死んだ画家の妻は、
その後再婚し穏やかな日々を送っていた。
しかし、ある出来事を契機にその日々は乱れ始める。
2人の男の間で揺れる、女心を描いた珠玉の作品「紙碑」、
人生に絶望し、死を求めていた男の姿を通して、
生きることの意義を問う「途上」、
伊能忠敬の実像に迫った「老十九年の推歩」など5編を収録。」
うん、早めに寝ることにするかな。