『ケア・ハーディ』【人類の知的遺産55】、『フロイト』【56】、『デュルケーム』【57】、『フッサール』【58】

2016年7月10日 01:18:25

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着々と読み進めています。劇場に入ったり、帰省したり、引きこもってみたり、原稿に追われてみたりしながら、とにかく読書の時間を確保しているのです。一日頑張って3時間。

2時間だとノルマに不安がある。とはいえ、忙しくてその2時間がとれそうもないと、睡眠時間を削るしか方法はなくなる。そこまでして読まなくても誰かに怒られるわけでもないし、収入が減る、というわけでもない。でも、読まないと、何かが失われる気がする。気がするだけじゃなくて、失われるという恐怖に襲われる。異常な強迫観念。読んでいる本が面白くもなく、苛立ちを押さえながらも読む。集中できなくて頭に入ってこなくても、読む。そんな読書が身になるのか? と問う人もいるだろうけれども、それはそんな読書をしたことが無い人のいう事だ。心の中で冷笑し、目の前のあなたを軽蔑しながら、「そうなんですよ」と愛想笑い。言いたい人には言わせておくのだ。と、言うほど立派なものでもないが、ひたすら、着々と読み進めている。

今年は、500冊、いきます!7月上旬の今日時点、250冊。計算では、数冊の遅れがあるが、充分に取り返せる遅れだ。数年ぶりの500冊挑戦。ガタガタ言うなら、500冊を読んでからにしてくれ。できもしないことを言うんじゃない。いい年をした大人が。と、心の中で思いながら、ページをめくる。

「憂鬱なる党派」が文庫で発売された。河出書房だ。さすがだ。以前、「邪宗門」を文庫発売して喝采を送ったものだが、これも来たか!んー、再読するか。時間がかかりそうだが、読みたい。