『壁を破る言葉』岡本太郎
2006年4月14日 21:38:00
さて、昨日と同じシリーズ(?)です。
岡本太郎!
帯には、
「出口を探している、
すべての人へ」
と、
内容を愚弄するような、
本文を貶めるような、
岡本太郎を辱めるような、
一行が書いてあります。
普段なら、こんな帯は無視するのですが、
あまりにもひどいので、
紹介しました。
『壁を破る言葉』
岡本太郎
こんな言葉達が遊んでいます。
「限界は考えない。
人間は、はじめから限界のふちに
立たされているんだから。」
「どうして芸術によって
傷つけられないのか?
芸術に傷つくこと、
これこそ生きることなのに」
「ものがそこにあるという
尊厳。
これはいったいなんだろう。
ただあるというだけなのに」
「自分の打ったボールが
どこへ飛ぼうがかまわない。
スカッと飛びさえすれば、
いい気持ちなんだ」
にこっとしたり、
そのページでしばし佇んだり、
呆然としたり、
うん、
ああ、岡本太郎だなあ。