『天皇と東大(上)』立花隆

2008年2月15日 21:55:14

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体内にいる、不機嫌なあいつと
面と向き合い数日間。

ただの一行も本を読めないほどの日もあり、
たった一行を探して肉体と精神を敵に回した日もあり、
つぎの一行を書くために乾いた喉を嗄らしたり。

先日、阿佐ヶ谷ロフトで鈴木邦男さんとお会いした。
会ったとたん、

「高木君は、『天皇と東大』読んだ?」

と聞かれた。
読んでいなかった。
子供のようにその本について語る鈴木さんに

「すぐ読みます!」と答えた。

すぐに買ってきた。
分厚い本。
鈴木さんは、

「上下で1000ページはあるよ!」と。

いやいや、とてもとても・・・
この上巻だけで800ページ近くあります。
上下で1500ページくらい。
普通の本の5冊分。

で、上巻を読み終えました。
読み始めると、面白くてどんどん読みます。
二日で読了です。

『天皇と東大(上)』
立花隆

ほんとに面白かった。
途中でやめられない本に久しぶりに出会った。
小説ではないけれども、
創作小説以上にドラマティックで、
全て事実なのに、驚くほどの虚構性があり、

ほんとに面白かった。
ということで、現在は下巻を読んでいるところ。

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この写真は、阿佐ヶ谷ロフトで。

左から、切通理作さん、鈴木邦男さん、自分、劇団再生の市川未来、同志の高橋さん。