プロフィール

略歴

劇作家。プロ読書家。
『劇的読書会』主宰。
テレビや雑誌が注目した『読書代行』を一人行っている。
見沢知廉全作品の舞台化に取り組む。
『絵の中の「荒野」』(新日本文芸協会刊)が、国際ブックフェア2006に推薦。
新日本文芸協会戯曲賞を受賞。
『四元数の月』でコスモス文学新人賞を受賞。
2013年『フクロウのいる部屋』(集英社インターナショナル刊)出版

連載中

  • 『FINANCIAL FORUM』(京都総合経済研究所)、コラム「本とすごす」
  • 『大吼』(二十一世紀書院)、読書コラム「本を読むとは何を読むのか」
  • 『Web現代用語の基礎知識』(自由国民社)、「読んだつもりになれるマンスリーブックガイド」

経歴

1967年 山口県出身
1985年 演劇活動開始
音響オペレータとして数々の舞台につく
1986年 自ら劇団を設立し、脚本、作曲を行い、作品を発表
1987年 「ジョーカーの孤独」脚本・演出・音楽を担当
1988年 「熱風の戦術」脚本・演出・音楽を担当
1989年 元「天井桟敷」のメンバーと親交を持ち、高取英率いる「月蝕歌劇団」、
J・A・シーザー率いる「万有引力」等で音響を担当
昭和精吾の作曲等もこなし、演劇活動を音楽、音響においてく
1996年 脚本を再度発表。
演出家・中島秀央プロデュース「アプラオス」において第一回作品「罪と罰と死と乙女」を発表
1999年 演出家・本田圭と共にエゴイスティック・サロンの設立準備にかかる
2001年 エゴイスティック・サロン「天切り松、闇がたり」(浅田次郎作)において、脚本と音楽を担当
アプラオスで問題作「戦闘、開始」を発表
2002年 作家シリーズにおいて『誘惑の夜~タナトス~』でゲーテに取り組み、発表
2002年 「IZOBEL PLAY」1st マーク・トウェイン原作 脚本・音楽を担当
2003年 第14回テアトロ新人戯曲賞で、『戦闘、開始』が最終選考作品に選ばれる
2004年 座付き作家として定期的に新作を発表
2005年 月物語3部作を完結
2006年 「劇団再生」を結成。戯曲『絵の中の「荒野」』出版。国際ブックフェア2006に推薦出展
2007年 戯曲『絵の中の「荒野」』、新日本文芸協会戯曲賞を受賞
『天皇ごっこ~母と息子の囚人狂時代~』
2008年 AsagayaLoft/Aをホームグランドとし、公演を重ねていく
『天皇ごっこ~思想ちゃんと病ちゃんと~』
『Symphony#09 罪と罰、マジで大迷惑!』
『スーザンナ・マルガレータ・ブラント』
2009年 AsagayaLoft/Aで公演を重ねながら、秋葉原へも進出
その他、思想論文の発表などを行う
『詞篇・レプリカ少女譚』
『雨の起源~天皇ごっこ~』
『天皇ごっこ~調律の帝国~』
『空の起源~天皇ごっこ~』
2010年 テーマがより尖鋭化され演劇的弁証法を使用し始める
『スーザンナ・マルガレータ・ブラント』がテアトロ新人戯曲賞最終選考作品になるも酷評
『演劇機関説・空の篇』
『空の起源~天皇ごっこ~』
『交響劇第二番嬰イ短調』
2011年 『天皇ごっこ~蒼白の馬上1978326~』
2012年 読書劇『青春の墓標~盗まれた革命~』
『正義の人びと~神の裁きと訣別するための残酷劇~』
2013年 『暗室の窃視者』
読書劇『二十歳の原点』
読書劇『テロならできるぜ』
2014年 『スーザンナ・マルガレータ・ブラント』
読書劇『二十歳の原点』
読書劇『岸上大作全集全一巻』

2015年

  • 寺山修司『人力飛行機ソロモン』(音響・音楽)
  • 読書劇『二十歳の原点2015』
  • 『天皇ごっこ~母と息子の囚人狂時代~』
  • 『醒めて歌え 青少年のための無人島入門』(音楽)
  • 八十年目の二・二六事件『英霊の聲 -正気ー』(脚本・演出)
  • エロチカジャポネスク緊縛演出

2016年

  • 言葉を纏ふ 纏の一『燈籠』(脚本・演出)
  • ルミロック 詩劇『踊る20世紀』(構成・演出)
  • 読書劇『二十歳の原点2016』
  • 『双眼鏡の女』(音楽)

2017年

  • カミュ『正義の人びと』
  • 読書劇『二十歳の原点2017』
  • 有末剛緊縛夜話『盲獣~あなたの世間に唾を吐く~』(脚本・演出)
  • 寺山修司『書を捨てよ町へ出よう』(音楽)
  • 見沢知廉十三回忌追悼公演『蒼白の馬上~1976326~』

2018年

  • 言葉を纏ふ 纏の二『きりぎりす』(脚本・演出)
  • 寺山修司『青ひげ公の城』(音楽)
  • カネッティ『猶予された者たち』
  • カミュ『正義の人びと』
  • 有末剛×山口椿『そでのなりふり』(演出)
  • 寺山修司『中国の不思議な役人』(音楽)
  • 三島由紀夫上演企画『殉教』(脚本)

2019年

  • 有末剛緊縛夜話『阿佐ヶ谷心中縄の果て』(脚本・演出)
  • 『千賀ゆう子のための二十歳の原点』
  • ルミロック『はじまりの冒険』(構成・演出)
  • カミュ『正義の人びと』
  • 寺山修司『さらば、映画よ!<スタア篇>』(音楽)
  • 三島由紀夫上演企画『ーサド侯爵夫人・わが友ヒットラーー』(脚本)

2020年

  • 山口椿『Sans foi ni roi』(朗読)

2021年

  • 寺山修司『地球空洞説』(音楽)
  • 有末剛×山口椿『ロラン・バルトふうに 江戸八景戀譚里』(演出・朗読)
  • カミュ『誤解』

2022年

  • カミュ『正義の人びと』
  • 寺山修司『時代はサーカスの象にのって』(音楽)

2023年

  • 有末剛『人間椅子』(構成・演出・朗読)
  • 寺山修司『田園に死す』(音楽)
  • カミュ『正義の人びと』

 

 

著書・編著・監修

  • 絵の中の「荒野」
    『絵の中の「荒野」』
  • 鈴木邦男の読書術―言論派「右」翼の原点
    『鈴木邦男の読書術』
  • 背徳の方程式―MとSの磁力
    『背徳の方程式』
  • フクロウのいる部屋
    『フクロウのいる部屋』

受賞・候補歴

2003年 『戦闘、開始』第14回テアトロ新人戯曲賞最終候補
2006年 『絵の中の「荒野」』新日本文芸協会戯曲賞
2009年 小説『切り株に腰かけ東に向って一本の線を撃つ』コスモス文学新人賞入選
2009年 『四元数の月』コスモス文学新人賞
2010年 『スーザンナ・マルガレータ・ブラント』第20回テアトロ新人戯曲賞最終候補

脚本以外の仕事

『読書代行』という仕事で、テレビや雑誌に取り上げられ、読むことと書くことの毎日を送る。

元天井桟敷の昭和精呉の舞台音楽の作曲・音響
月蝕歌劇団(高取英演出)での音響
万有引力(J・A・シーザー演出)での音響
「鏡」(山川直人演出・三田村邦彦主演)での音響
「トラップ一家物語」 (長山洋子・山内賢・はせさん治 出演) 東京・全国公演での音響
「サウンドオブミュージック」 (橋本実加子・森次晃嗣 出演)全国公演での音響
A・P・B-Tokyo(浅野伸幸演出・高野美由紀主演)での作曲・音響

その他、音響での仕事は多数