★出演者募集★
2012年10月27日 21:32:09
ここしばらく、原作テキストのあるものを作品としてきた。
原作、と書くし、原作は、と言う。が、しかし、実は、あまりそうも思ってはいない。
二次創作という言い方もあるが、それに近い。
見沢知廉や奥浩平。革命や運動に思想や体を投影した言葉を作品としてきた。
さて、体が疼くのですよ。
体の奥が、心の闇が、何か知らんが、どこかで叫ぶのですよ。
「もういいじゃねぇか。好きに書いていいぜ」
出演者を募集します。
作品は、書下ろし。
これまで獲得したかもしれないなにがしかの評価を全て失うかもしれない。
という出来事が起こりそうだけれども、「知ったことか」
募集概要は、以下。
その1
★2013年5月8日(水)〜12日(日)
(仕込み1日、本番4日、全6回公演)
『夜と一葉』(仮)
照準機関・高木尋士
会場・APOCシアター
◎募集人員10名程度
◎チケットノルマ有(バック有)詳細は、お問い合わせください。
◎稽古期間4月から週3日〜4日
◎作品概要
全てを言葉で支払う世界。
言葉持ちの「私」は、それ故に誰も信じない。
今日も夜が忍び寄る。
家政婦が夜毎言葉を数える。
そのなんという嫌らしさ。
全てを言葉で支払う世界。
私は、10代の私と20代の私と、そして生まれ落ちたばかりの私と、
また明日の私と、死ぬ間際の私と、言葉を数える。
数えながら「私」以外の私が口を揃えて言う。
愛が欲しい、と。
「私」は、家政婦に手を伸ばす。
破滅するとわかっていながら、手を伸ばす。
破滅するとわかっていても、女に手を伸ばす。
女が吐く。
私が欲しかったら世界中の言葉を持ってきて
―――ぼくが反抗的人間であるための形而上「楽」。
言葉による戦慄と旋律。
ぼくは、今も次の次の次の日曜日を待っている
小さなぼくだけの日曜日。
起爆装置を作動させるのは誰だろうか―――
以前、『青春の墓標』を読書劇として発表した。
その時から、言葉が体につかえていた。
その言葉は、高野悦子の『二十歳の原点』
その2
★2013年7月19日(金)〜21日(日)(ノリウチ、5回公演)
読書劇『二十歳の原点』
原作・高野悦子
照準機関・高木尋士
会場・秋葉原ACT&B
◎募集人員7名程度
◎チケットノルマ有
◎稽古期間週3日一ヶ月程度
―――今、ぼくが死んだら、世界は何か変わりますか
ぼくは、ここ数年問い続けてきた。今も、答えは、ない
今も問い続ける。
今、私が死んだら、世界はなにか変りますか―――
見沢知廉の三回忌追悼公演で、ぼくは叫び声をあげた。
あれから何年経ったのか。
今も見沢さんを追い続けている。
周りから見たら、「なにやってんの?」ってな感じだろう。
近い関係者の中にも、また俳優の中にも、そしてお客さんの中にも、
もう見沢はいいんじゃないの? って思う人も多いはずだ。
その空気は、ひりひりと感じる。
でもまあ、ぼくはぼくのためだけに作品を創るのだ。
その3
2013年9月上旬
読書劇『テロならできるぜ』
原作・見沢知廉
照準機関・高木尋士
詳細は、お問い合わせください。
お問い合わせ、ご応募などは、メールで承ります。