野村秋介さんのお墓参りに
2008年10月31日 22:47:20
山の中、聞こえているのは川の流れる音だけだ。
水の音。すぐ横を流れる日向川。
手を合わせると、本当のことしか話せなくなる。
ひとり来てまた独りゆく 冬銀河
蒼茫たる冬の夜空をまつすぐゆく
何もかも虚構 寒梅のみ白し
いまは亡き悲願の人の悲願を継ぐ
ひたすらに ゆく冬銀河 さみしからず
何もいふまい 蒼茫たる冬の夜空だ
いつどこで死ぬのも同じ 雪また雪
逢ふ人もなき空高く燕飛ぶ
向日葵やぼんやりしてる独りがよい
憂国忌 風が鞭振る天に地に