劇団再生を見ろ!
2009年3月17日 23:20:34
かつて、これほどお菓子に囲まれた劇団があったか。
かつて、これほどケーキを食べてきた劇団があったか。
かつて、これほど何もかもを食い尽くす劇団があったか。
稽古を進めながら、お菓子を食べる。
目の前で繰り広げられる彼らの演劇を観ながら、
ぼくはお菓子を食べる。
手元のお菓子がなくなって右手を伸ばすと、
ゆーこちゃんが次のお菓子を用意してくれる。
これほど毎日お菓子を食べているというのに太る気配は全くない。
どこでカロリーを消化しているのか、痩せるばかりだ。
ちょうどいいベルトの穴がなくなった。
歯が痛くなるほどお菓子を食べているのに太りはしない。
きっとすごいところでものすごいカロリーを消化してるんだろう。
食べても食べても痩せるばかり。
帰宅して、
鈴木さんから送られてきた「月刊TIMES」を読みながら、何か食べようかな、と思った。
ポストには、先日注文した「近代日本思想大系・幸徳秋水集」が届いていた。
そうだ、あちこち連絡しなきゃいけなかったんだ、と携帯を手にした。
山頭火のうたが真夜中。
目の前の時計の電池を抜いて、「しらねーよ」と口にしてみる。
見たいものがはっきりとある。
知りたいことがたくさんある。
破壊したい世界がそこにある。
爆破すべきそれをしっている。
かつて、これほどお菓子を食べた日々をぼくは知らない。
DVDプレイヤにお気に入りの映画をいれた。