●1530●『昭和思想集』【近大日本思想大系35】・『世界教養全集5』『世界教養全集7』

2009年9月21日 22:32:36

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この「高木ごっこ」というHP。
2006年の末から1000日連続で記事を更新するとして、毎日書いてきた。
達成予定日は、2009年9月11日。
けれども、友人K&K氏のサプライズなギミックで、その記録は、9月10日で途切れた。
9月10日。その日、自分が何をし、何を考え、どう行動していたか、
忘れることはないだろう。

そして、1000日連続更新への挑戦は、9月12日から再開。
K&K氏からの1000日プレゼントだ。あと1000日生きていなさい、というプレゼントだ。

実は、
9月11日に1000日を達成していたら、
それまでの全ての記事を削除しようと考えていた。
いろんな人に反対されていたけれども、それまでの全てを削除しようとしていた。
その心構えもできていたし、削除への強い意志も確かにあった。

この「高木ごっこ」を一番利用しているのは自分だ。
書籍や、思想書に収録された論文の「検索」利用が一番多い。
そして、あちこちに貼ったリンク検索。
写真を探したりもする。
自分で書いたものを確認したりにも利用する。ぼくが一番利用している。
「高木ごっこ」の記事が削除されたら、一番困るのは、ぼくだ。
何百冊もの全集に収録されている思想論文を検索できなくなる。
それが一番困る。そうなったら、一冊ずつ取り出して、原本を手にして探すしかなくなる。
インターネット上で検索しても、ここまで詳細な論文目録はない。
ないから、自分で読む毎に入力してきた。
それが今、役にたっている。

先週から今週にかけて、丸山健二と共に読んでいた全集。
かつて読んだものも多かった。
「幸福論」「友情論」「恋愛論」「結婚論」は随分昔にさすがに読んでいる。
あらためて読み返した。(古いな)と思うと同時に、やっぱり凄い、と思う。
ぼくがぼく自身で構築している幸福・友情・恋愛・結婚への各思考は、
アランやスタンダールとは当然違う。違うけれども、だから、面白い。
(甘っちょろいことを言うな! ボナールめ!)
(そんな理想論が通用するか!アラン!)
なんて思いながらも、やっぱり面白い。
ぼくの思考を否定されながら、骨太の論理。否定されることの快感を味わう。

日本論もそうだ。全部読んでいた。
「菊と刀」なんて何度も読んだ。「東の国から」も名作だ。
読み直して、

日本か、

今、ぼくがどう思っているのかな、と主体に対して快楽的放棄をし、
日本か、

と考えてみたり。
ぼんやりと全集を読みながら、次の1000日目のことを考える。
やっぱり、全削除が気持ちいい、そんな気がしている。
一番困るのが自分であるにも関わらず、全削除への跳躍、その快感に抗えない気がする。

『昭和思想集』【近大日本思想大系35】

(492)

『世界教養全集5』

(516)

『世界教養全集7』

(522)

公演と公演の間の時間。
たった数ヶ月かもしれないけれども、「実」演劇以外の時間を持てている。
この2年間、公演に追われてきた気がする。
一つの公演が終わるとすぐに次の脚本に手を染め、
あらゆる音楽を聴き続け、イマジネーションの為に画を観、映画を観ていた。

公演と公演の間のわずかな数ヶ月の中に埋没していく。
好きなように
好きなことを

しよう。

わずかな数ヶ月に埋没しながら、こうして「高木ごっこ」を綴る。

『昭和思想集』【近大日本思想大系35】

(492)
編集・解説/松田道雄

「『方向転換』はいかなる諸過程をとるか」福本和夫
「櫛田氏に答ふ」小泉信三
「日本共産党 宣言要旨」
「価値法則に関する小泉教授の『答弁』」櫛田民蔵
「『京都学生事件』の意義を如何に把握するか」蘆屋好夫
「或阿呆の一生」芥川龍之介
「報告の要点」渡辺政之輔
「日本共産党の組織と政策及革命の展望」日本共産党
「日和見主義的戦略か『戦略的』日和見主義か」猪俣津南雄
「文芸戦線は何処に門を開くか?」中野重治
「新党準備会の結党とわれわれの態度」日本共産党
「マルクスより出でてマルクスを克服するもの」河合栄治郎
「『自然弁証法』邦訳書への序言」加藤正
「党の大衆化と労農同盟」鍋山貞親
「革命的学生青年の任務に就いて」竪山利忠
「わが心を語る」広津和郎
「共産党功罪論」赤松克麿
「マルクスのロビンソン物語」大熊信行
「河上肇論」土田杏村
「算術の社会性」小倉金之助
「一九三〇年度に於けるナツプの方針書」ナツプ中央協議会
「日本資本主義現段階の矛盾と恐慌」野呂栄太郎
「革命的青年学生の任務」清水秀夫
「プロレタリア芸術運動の組織問題」蔵原惟人
「ベルリンからの緊急討論」勝本清一郎
「作家として」林房雄
「行動綱領」日本プロレタリア科学同盟
「声明」京大法学部教授一同
「共同被告同志に告ぐる書」佐野学・鍋山貞親
「転向没落問題・自由主義・戦争論」土田杏村
「ナルプ解体の声明」プロレタリア作家同盟
「混沌たる思想界」河合栄治郎
「『悲劇の哲学』解説」正宗白鳥
「プロレタリア文学運動の再認識 第二章」池田寿夫

解説・松田道雄

参考文献
年表・著者略歴

『世界教養全集5』

(516)
「幸福論」アラン 白井健三郎訳
「友情論」ボナール 安東次男訳
「恋愛論」スタンダール 大岡昇平訳
「現代人のための結婚論」 H.A.ボウマン 堀秀彦訳

『世界教養全集7』

(522)
「秋の日本」P.ロチ 村上菊一郎・吉氷清 共訳
「東の国から」L.ハーン 上田保訳
「日本その日その日」E.モース 石川欣一訳
「ニッポン」B.タウト 篠田英雄訳
「菊と刀」R.ベネディクト 長谷川松治訳