いろいろな方にお世話になりながら劇団再生がある。彼、森本薫さんもそうだ。
2009年9月22日 22:27:53
森本さんには、
『天皇ごっこ〜調律の帝国〜』のポスターを印刷していただいた。
劇団員磯崎いなほが創ったものを、きれいな形にしてもらった。
そのポスターは、限定で刷られ、
公演後もいろいろな方から「入手したい」と問い合わせを頂いたものだ。
先日、森本さんが稽古場に。
今後の劇団再生の物販に関する相談をさせていただいた。
劇団の担当は、ころすけ君(市川未来)だ。
稽古中に入念な打ち合わせ。
ぼくは、それを聞きながら(森本さんは、もしや不良だったのでは?)と思った。
森本薫氏は、技術者だ。
その技術を劇団再生に提供していただけるように、
方向性を一点に定めつつ、森本さんところすけ君の打ち合わせを聞いた。
森本さんの技術提供に対する劇団再生からの提供も、もちろんある。
劇団再生ならではのものだ。精一杯の恩返し。
いろいろな方にこうして力を貸していただき、劇団再生がある。
それに対して劇団再生は一体何ができるだろうか。
一本の舞台を創るよりもそれを考える時間のほうが多い気もする。
劇団再生にできることは常に一つだ。
稽古を終えて、森本さんと劇団員といつもの居酒屋「金太郎」
そこで聞いてみた。
「森本さん、昔、何やってたんすか?」
金太郎のマスターは、にこにこと「十四代」をぼくの前に置いた。
酒は呑まない、と言ってあるのに、いつもこうだ。
にこにこと一杯。
森本さんも八海山をやりながら、昔の話に花を咲かせた。
こうしてまた一つ劇団再生が生まれる。
こうしてまた一歩劇団再生が生まれる。