高木ごっこ・・・61-18 『ほら、目の前に、見える』

2006年9月30日 23:14:36

写真

「コトバ」と言う名の梟との共同生活。

毎日、脚本を書くということをしています。
高木ごっこのステージの中でも
とってもとっても、クリアするのが難しいステージ。

敵を探そうとうろつくと、自分の顔が見えてくる。
戦う武器を手にすると、自分の姿が現れる。

万年筆を握り、埋まらない原稿用紙の前でひたすらに
座り続ける。

気晴らしに原稿用紙を睨みつける。
気晴らしに万年筆を握り締める。
気晴らしに、気晴らしに・・・・

ただ座り続ける。

言葉が生まれるまで。
物語が生まれるまで。

あっ!

羽だ・・・・

コトバの抜け落ちた羽が、

落ちてきた・・・