高木ごっこ・・・67-19 『日本・涙もろく・【高木尋士の本】・男たちは起つ』
2006年10月1日 17:14:33
池袋に出かけ、
いくつかの用事を済ませる。
それは、観劇であったり、打ち合わせであったり、
買い物であったり。
必要なものを購入し、必要な時間を観劇し、
必要な言葉を選択して話し、
日本ごっこを遊んでいる日本を考えながら、
不意に泣きそうになり、
日本ごっこの多数のプレイヤを思いながら、
「起て!」と呟いてみたり、
「自分はどうなんだ」と自問して、
必要かつ正確な解を自分に出してみたり、
そして、また
「起て!」と呟く。
と、通りすがりの書店にて一冊の文庫本が目にとまる。
「ああ」と、
とてつもない一冊です。
有名なんですがね。
ようやく出会えたと感じました。
写真は、先日の公演の様子。
リブロ店内のカフェ。
こんな感じで偉そうにしゃべってきました。
写真のリンクでは、主催者サイドからの当日の模様。
こうやって、一人以上の自分以外の他人に話すのは難しいことです。
一対一でしか伝わらないと、
心のどこかで確信している自分がおり、
対象が複数になった時点で、
最大公約数的単語を「選択」せざるをえなくなります。
それが、一直線にすすむ思考の邪魔をしている感じがして、
苦手です。
話すのは嫌いじゃないんですよ。
むしろ、好きです。
ただ、
問題は、その速度。
思考する言葉と選択される言葉の速度差・・・・