大浦信行監督、鈴木邦男さんと話す

2010年4月1日 20:57:25

劇団再生恒例のプレトーク。
今回の演題は、「読書の暮れ方」
読書という文化、あるいは形態の夕暮れ時を話せれば、と企画した。
資料を作り、お客様に配布した。

初日、鈴木さんがテレビ収録のため間に合わず、急遽大浦信行監督とトークに。
「ぼくは、読書については・・・・」と大浦監督。ならばと、芸術論。
芸術に携わる者として、その精神の形を話せたのではないか。

二日目。鈴木さんだ。
いつものように、話はあっちこっちに飛びに飛ぶ。
読書から、本について、出版システムから、自著、文化へと。
もちろんベースは、本・読書についてだが、多方面に飛躍する話にはついていくのがやっとだ。

たくさんの先輩方に快く協力いただいている。
政治の左右を超え、芸術の形を超え、東京に限らず遠い地方からも、
劇団再生に協力いただいている。

それは、財産だ。

先輩方の言葉は、ぼくにはない言葉だ。それはそうだ。
彼等の生きてきた何十年とぼくの何十年は違う。

激しく闘い続けてきた彼らの言葉は、戦闘者、そして美学者の言葉だ。

【撮影・平早勉/ツカムラケイタ/劇団再生】