年に数回、コトバは大騒ぎをする

2010年10月26日 22:17:46

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先日、コトバの爪切りに行ってきた。

この先の予定を調整していたら、その日しか空きがなかった。
急遽友人K&K氏に連絡する。
平日の急なお願いにも関わらず、「いいですよ」と車を出してくれた。

いつものようにコトバを搬送用の籠に入れ、一路『梟屋』さんへ。

着くと、店主が「うちの子です」とアフリカオオコノハの赤ちゃんを連れてきた。
今年生まれたばかりの赤ちゃんアフコノ

かわいいなあ、と遊んでいるうちにコトバの爪切り。

タオルでぐるぐると体を包まれ、爪を切られていく。くちばしを切られていく。

コトバの奴は、「ぎゃーぎゃー」と大騒ぎ。
「なんだ、なんだ、何をする!」と大騒ぎ。

あちこちをメンテされ、また車に揺られ自宅へ。
コトバは、疲れたのか、しょんぼりとしている。
爪が短くなり、くちばしも整えられた。
しょんぼりコトバは、止まり木で、いつまでもぼんやり。

今日はどうだった、とコトバに声をかける。
なんだなんだ、泣きそうな顔じゃないか。そんなに嫌だったのか。
コトバ、しょんぼりとうな垂れ、ぼくを見た。

そんな顔もかわいいじゃないか。

夜ごと、コトバと対話する。
おはよう、おやすみ、そんな毎日に対話する。
コトバがぼくを見ている。
ぼくも、コトバを見ている。

おいで、

と、餌をやるふりをしたら、コトバの奴が飛んできた。
飛んできて、机の上に着地した。
えさをくれ
えさをくれ
にゃー
にゃー

頭をちょんとつつき、餌を準備する。

年に数回、梟屋さんで爪とくちばしを手入れする。
大騒ぎのコトバ
そんなコトバもまたかわいい。