画が、フラッシュし続ける。何をしていても、どこに居ても、画が、見えすぎる。
2011年2月12日 01:08:24
雪の中。
夜だ。見える画を考えたくて、ひたすらに考えたくて、
それを考えることを考えたくて、あわてて帰宅した。
くそっ、と悪態が口をつくほど、画が見える。
見えすぎて恐ろしい。恐怖、とは唯一、この見えすぎることだ。
それに例外はない。見えすぎるから恐怖を、知る、人は、全て。
コトバ、ちょっと話を聞いてくれないか。
ここまでフラッシュしたことはないんだ。
言葉にしないとこの俺の内部から何かが噴出して、発狂、という事態になりかねない。
なあ、コトバ、ちょっと聞いてくれ。
あわてて帰宅し電気をつけてコトバに声をかける。
なんだなんだ、その眠そうな顔は・・・
とたんに力が抜ける。
コトバさん・・・
話ができる状態じゃないですね。そうでしょう?・・・
「にゃー」
わかったわかった。
話は今度だな。いいよいいよ、寝なさい、寝なさい、ゆっくりねなさい。
そのまま眠っていいから。
外は雪。